中国憲兵隊に関する史料紹介が『琉球アジア文化論集』に掲載されました(リンクにPDFあり)

1940年代後半に沖縄に派遣されていた元中国憲兵隊隊員へのインタビュー内容と、当時の中国憲兵隊の憲兵手帳の和訳が、史料紹介として掲載されました。


同資料について、日本語で読めるものとしては、恐らく初めてのものです。

戦後沖縄の「チャイナ部隊」だけでなく、中・米・日・沖関係史に幅広く貢献する史料だと思われますので、ご関心のある方はぜひご参照ください。


中村春菜著2021年

「【史料紹介】ある中国憲兵司令部派駐太平洋島嶼憲兵隊員の口述記録と憲兵手帳 : 一九四七~一九四九年沖縄に 滞在して」 『琉球アジア文化論集 琉球大学人文社会学部紀要』第7号


以下のリンクから全文PDFで読めます
こちらをクリック

戦後沖縄チャイナ部隊研究会

本研究会は、占領初期沖縄に一時期駐留していた「チャイナ部隊(中国国民党の一団)」に関する研究をしています。2006年に調査を開始した中学校教諭の代表のもとに、沖縄史に関心のあるメンバーが集い、地元に暮らす人々に導かれながら、少しずつ記録を進め、実態の解明と、地域史に織り込まれた米・中・沖・日関係の分析に努めています。このサイトでは、これまでの研究成果や活動履歴、イベント情報などを紹介します。

0コメント

  • 1000 / 1000