2019年 ミニシンポジウム「占領初期沖縄のチャイナ部隊―首里石嶺を中心に」を開催いたしました

2019年8月31日、沖縄県福祉総合センター(沖縄県那覇市首里)にてミニシンポジウムを開催いたしました。

当日は50名ほどの方にお越しいただき、活発な質疑応答が交わされました。また、「中国人見たよ~」「ここにいたよ~」など貴重な体験談もお寄せいただきました。


プログラムは下記のとおりです。

第一部 研究報告

 高橋順子「首里のチャイナ部隊①―地域の記憶と歴史」

 森岡稔「首里のチャイナ部隊②―駐留と活動の実態」

 波照間陽「アメリカと中華民工の協定とその国際的背景」

 竹茂敦「「BOSEY」(物資供応局)が搬出した米軍余剰物資について」

 上地聡子「中華民国憲兵隊のみた占領初期の沖縄」


主催 戦後沖縄チャイナ部隊研究会・JSPS科研費18K01973

第二部 全体討論(懇談形式)

戦後沖縄チャイナ部隊研究会

本研究会は、占領初期沖縄に一時期駐留していた「チャイナ部隊(中国国民党の一団)」に関する研究をしています。2006年に調査を開始した中学校教諭の代表のもとに、沖縄史に関心のあるメンバーが集い、地元に暮らす人々に導かれながら、少しずつ記録を進め、実態の解明と、地域史に織り込まれた米・中・沖・日関係の分析に努めています。このサイトでは、これまでの研究成果や活動履歴、イベント情報などを紹介します。

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